ごはん・牛乳・さばのみそ煮・せんべい汁・エコふりかけ

今日は和食の献立が登場しました…が、汁物には何か見慣れないものが入っている様子。

今日の汁物は「せんべい汁」という名前です。せんべい汁とは、青森県の郷土料理です。

青森県南東部から岩手県北部にかけての各地域で、「南部せんべい」という食品が伝統食品として伝えられていました。

戦前、農家の多くが南部せんべいを焼くときに使う丸い鉄型を持っており、せんべいは冷害で米が収穫できない地域にとって貴重な保存食とされていました。このせんべいを、みそ汁や鍋に入れたのがせんべい汁の始まりだと言われています。

この料理自体は地元で郷土料理として受け継がれていたものの、「せんべい汁」という名前が定着したのは平成になってからのようです。

今日の給食で使われているせんべいは、お米ではなく小麦粉で作られている汁用の特別なせんべいで、汁を吸ってもモチモチした食感が残る美味しいせんべいです。

２学期もラストスパートですね。最終日まで元気に学校に登校できるように、今日も残さず食べましょう！